春霞塾 | 春霞塾は女子塾…でした
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春霞塾は女子塾…でした

春霞塾は女子塾…でした

2017年4月1日、春霞塾は全国初の女性を応援する私塾として開塾しました。この2年間で送り出した生徒さんのうち、女子はちょうど半分です。「なぜ女子塾ですか。」それはまだ実現されていない女性の活躍の可能性の方が多いと思ったからです。

私が会社に就職した時、女性大学卒業者は100名いた職員の中で私が第一号でした。商業高校を卒業した先輩は私の扱いに困りました。算盤はできないくせに、為替の仕組みを教えたら「世の中にいくら現金はあるのですか」と知りたがる。どうして?なぜこうしないのですか?理屈を知りたい私に「そんなことよりも、一刻も早く処理を覚えなさい!」と、年下の先輩は憤りました。「女の子」はお茶くみなどの腰掛け仕事をして、クリスマスが来る前にコトブキ退職をする。できなければ「お局さま」となり、会社から疎まれて単純労働しかさせてもらえない。わずか30年前には、女子の職業の選択肢のない時代があったのです。

井上智洋の『人工知能と経済の未来』(文春新書)では、背筋が凍るような未来が提示されています。気鋭の経済学者の予想によると、汎用AIが生まれる2030年頃から急速に人間の労働需要は減少していきます。汎用AIの実働を担うロボットが普及する2045年には、内実のある仕事をし、それで食べていけるだけの収入を得られる人は、労働者全体の1割という超格差社会が到来します。事務労働のみならず肉体労働や頭脳労働の多くも仕事を奪われていくのです。純粋機械化経済においては賃金労働は消滅し、9割を占める労働者は全て収入を絶たれる。

機械との競争に勝ち続けている労働者だけが持つ「生命の壁」とは、どんな能力を指すのでしょう。それは3領域だといわれています。クリエイティビティ系(創造性)、マネージメント系(経営・管理)、ホスピタリティ系(もてなし)です。不測の事態に対応できる問題解決能力、今までなかったものを生み出す力、感性と感覚を持って人を束ねる力はAIには難しい仕事です。

現在はこう思っています。男女を問わず、決まったことを決まっただけする仕事には未来はありません。私はダメ銀行員でしたが、窓口業務はそのうち消滅します。まずは自明を疑う、問題はどこにあるかを考える、論理的に考えて代替はできないかを考える。チームでの仕事のゴールを設定して、問題を発見し、解決方法を各メンバーの少し高めの力を必要とする配置をする。振り返りをしながら成果と課題を洗い出し、次の目標を立てる。何よりも大事なのは、今は完璧を目指さなくても良いこと。成功体験は次回の挑戦をするための最も大きな武器である「自信」を生む。我慢せず泣く。笑う。怒る。喜ぶ。

男子も女子も、高い高い山を目指さなければなりません。それならば、道端の花やまぶしい光を感じよう!さあ、歌を歌いながら山を登ろう!