
14 3月 世界の国からこんにちは
「チャレンジカップ2019」大賞を取りに行く話。
最優秀賞を獲得した私達First Aid for Muslimah -Japanチームは、高校生6人と大学生2人の8人のプロジェクトです。来る3月30日に実施される「チャレンジカップ2019 全国大会(最終審査)」に向けて、プレゼンテーションの準備をしています。
私達は大阪・梅田の春霞塾で出会った仲間です。1年半の間、偶然ご縁のあったイスラム教信者の生活支援プロジェクトを続けてきました。去年はハラール醤油を企画し、「チャレンジカップ2018」の優秀賞を戴きました。2年目が始まった春、神戸モスクで出会った女性達には、私達女子高校生大学生に話したくてたまらないお話がありました。英語で話すかどうか、そういう問題ではなく、耳を傾けて聴いてくれるママ友はいるのかなあ…。私達がお話を聞きたいなあ!そんな素朴な思いからこのチームは生まれたのです。
国際交流ディベート大会の実施、日本語学習のお手伝い、生活支援動画や生活ガイド集を作ってきたFirst Aid for Muslimah -Japanチームは、すでに2月末に解散しています。エミレーツ航空に就職しCAとして世界を飛び回っているはあちゃん、九州の大学の入学前講習で缶詰になっている3人、アメリカNASAでの研修旅行に出かけているAnneさん。私達の最終プレゼンテーションをするメンバーは、海外国内に散り散りになっています。そのメンバーから1人ずつ動画を送ってもらい、1本のモノガタリをつくろうとしているのです。7分間の動画で私達の成長を伝えます。ムービーを放映するだけでなく、国内外から再結集して実際に舞台でスピーチをします。そして…翌日には彼らは大学の入学式に参列し、文字通り世界に羽ばたいていくのです。
私達のプロジェクトは、思いがけず卒業審査という機会を得ることができました。マネージャーのアサイ君が、今全体のデザインを描いています。ロジスティック班、動画作成班、会計班に分かれて、ITを使いこなし、責任分担をして、問題を解決しています。オトナでも難易度の高いプロジェクトだと思います。
世界の国からこんにちは。会場に応援に駆けつけてくれるメンバーのご家族、東京在住のムスリムの皆さんの前で、私達はご挨拶をします。2019年、さくらの国で世界の友達と握手をしたいのです!