春霞塾 | ご祝辞 – 春霞塾に期待する3つのこと
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ご祝辞 – 春霞塾に期待する3つのこと

ご祝辞 – 春霞塾に期待する3つのこと

ご祝辞
株式会社ダンレイ 技術本部本部長 森上和久様
春霞塾に期待する3つのこと

今日は春霞塾の開塾、本当におめでとうございます。かすみさんの教育に対する強い思いで、とても素敵な雰囲気の塾、ご自身の才能を生かした教育をする塾がここに立ち上がりました。
さて、私は大学院を卒業後、ある家電メーカーに約35年勤めておりました。これまで、一貫して商品開発を中心に、また、事業の責任者、経営幹部を担当してまいりました。皆様もご存じのとおり、日本の家電業界は大きく様変わりし、

従来と同じように継続しているのは2社になってしまいました。このような時代の流れ、そしてこれまでの会社生活で感じていることを元に、この塾に期待することを3点申し上げたいと思います。
1点目は、自ら前に立ち、新たなことにチャレンジする人を育てることです。毎年新たに新入社員が入社してまいりますが、自らを磨き、大きな夢に向けて果敢にチャレンジしよう、努力しようという方は、本当に少なくなってまいりました。海外の方で入社される方が増え、その方の方がハングリー精神があり、期待が持てるようになっています。知識だけではなく、向上心を持ち、自らの夢を実現しようとする人が必要であり、そのような方が一人でも多く、育つことを期待しております。
2点目は、グローバルに活躍できる人材の育成です。日本の企業は、今後大きく発展する海外に事業展開しております。私が勤めていた会社の事業におきましても、海外販売のウェイトが大きく、開発拠点も中国、マレーシアを中心とし、インド、インドネシア、台湾、フィリピンと展開しております。そのトップとして感じたことは、コミュニケーションが非常に重要であるということです。語学力だけではなく、お互い異なる環境、意見を受け入れて同じ思いで仕事をしていくという多様性を受け入れることが重要です。「読む、書く、聞く、話す」といった語学力のプログラム、そして年齢、人生経験の異なる方との交流は、多様性に慣れ親しむことができると思っております。
3点目は、是非とも、日本人の良さを人格形成に加えてもらいたいことです。一時、東京オリンピック誘致の際、「おもてなし」という言葉がはやった時期がありましたが、塾生には人を思いやる心、やさしい心を養っていただくことができればと思っています。
最近の新聞では、ほとんど毎日何らかの形で教育の問題が取り上げられています。世界での大学評価ランク、大規模公開オンライン講座数比較、また、国としてのベンチャー企業支援、基礎研究への支援不足など数え上げればきりがありません。高校の進路指導主事の92%が入試の多様化、時間不足などで進路指導は難しいというアンケートもありました。そのような中で、学生が自ら考え、提言していくという活動が報道され、法隆寺管長の大野さんは、「賢い人は社会をよく認識・理解して動く人であり」単に学問が優れている人とは異なる、親が自らの背中で教えるのが一番だと語っています。
是非とも、この塾に入塾される塾生を指導し、愛情をもって背中を押してあげることを、期待しています。