春霞塾 | 「ハラール醤油開発プロジェクト」始動
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「ハラール醤油開発プロジェクト」始動

「ハラール醤油開発プロジェクト」始動

8月から春霞塾ではアクティブ・ラーニングの一環として「ハラール醤油開発プロジェクト」が立ち上がっています。ハラールとは、イスラムを信仰する人が食べることを許される食材や料理のことです。塾生が岡山県の醤油会社に見学に行ったのが始まりでした。

このお醤油屋さんは150年の伝統を誇る老舗のお醤油屋さんです。伝統の技法と味を守り、長年地元の人に愛されてきました。職人さんの技と工場を守るためにはどうしたらいいだろう。出てきたアイデアが「ハラール食材」としての認証を取ったら良いのではないかというアイデアでした。高校生の塾生4人に三重県在住マレーシア人のイスラム信者(ムスリム)の知り合いの方が加わり、このプロジェクトは発進しました。

ゴールは醤油メーカーさんに私達のまとめた企画書をお渡しし、引き続き商品開発をすることです。

東京オリンピックが近づき、大阪ではたくさんのムスリム観光客をお迎えしています。大好きな和食をムスリムの人にも安心して食べて欲しいと考える人、食を通して対立をなくしたいと考える人、将来エアラインやホテルで働くことを目指すためイスラムを是非知りたいと考える人、この商品開発を通して国際企業の経営を学んでみたいと考える人たちが活動を始めました。

塾で話し合い、グループLINEでマレーシアの方と議論します。誰をターゲットにするのか、この工場で認証はとれるのか、どういう方法で売るのか、どんな味付けにするのか、開発のための費用はいくらかかるのか、売上予測は?

調べていくうちに私達にはいろいろな変化が現れました。関心はあるけどイスラムは怖いと感じていた、その考えが薄れ、もっとイスラムについて知りたい、ムスリムの人と話してみたいと感じるようになったこと。ムスリムの人の滞留生活支援のための観光情報や食選び、お祈り場所の提供などネットワークが日本ではもう充実していることに気づいたこと。大学で宗教としてのイスラムを学びたいと考えるようになったり、国際経営論を学んでみたいと考えるようになった塾生もいました。自分と家族を大事にするため、子どもにしっかり宗教教育をするという感覚も初めて味わいました。LINE会議の発言は300を超えました。私達のどんな質問にも誠実に答えてくれ、情報提供をしてくれるるナキブさんにとても親近感を覚えました。

国際とは、確かに「国と国」の関係という意味を持ちます。私は「人と人」がどうつきあうかだと思います。「国際人」とは自分の隣にいる人に関心を持ち、仲良くなるためもっと学びたいと行動することです。無関心と無知が仲良くできるチャンスを奪います。異文化を持つ人の話に耳を傾け、質問をし、自分の意見を述べることを繰り返し、ゴールを全員で目指す人のことです。

9月20日。アイスティーを飲みながら熱く語った塾生達の夏が終わろうとしています。